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コミケの日程や会場が変わる!?2019年参加者は要チェック!


一般的にコミケと略されるコミックマーケットはテレビに取り上げられるような国民的に浸透してきた同人イベントの一つです。昨今、クールジャパンとして日本のアニメや漫画が海外でも人気です。そのためアニメや漫画を元とする日本一大規模な同人イベントのコミケは海外の人からも注目されています。

中止や延期が無ければ2021年には100回目が行われるコミケですが、大きな問題が立ちはだかっています。

コミケ94の日程

今年(2018)の夏に行われたコミックマーケット(以下コミケと略)は8月10日から12日の三日間でした。 三日間の来場者数はのべ53万人(コミックマーケット準備委員会発表)でした。

コミケは年に2回

コミケは年に2回開催されます。お盆休みの夏と年末休みの冬です。

頭上から突き刺さるような真夏の日光と、地面のアスファルトの照り返しの中で並ぶ夏。 冷え切ったアスファルトの上と年末の芯まで凍てつく寒さの中で並ぶ冬。 目的の同人グッズを買うために毎回開場前から待機列が形成されます。 過酷な状況で長い時では5時間以上待機する様はコミケが戦場と例えられる一因です。

3日間の戦い

コミケに参加するサークル(販売、頒布する側)は一般企業やプロのイラストレーター、漫画家、作家などいますが半数以上は趣味で同人活動をしている人です。お店のように在庫が豊富にあるワケではありません。これが何時間も過酷な状況で待機する一般参加者(購入者側)が絶えない理由です。

好きな作家の本を手に入れるため、不特定多数の他の一般参加者との早い者勝ちの戦いになります。 コミケが戦場と例えられる一番の理由です。 コミケで手に入れたグッズを戦利品と言い表すこともあります。

開催時間

一般参加者が入場できる時間は10時から16時です。 コミケの主催組織であるコミックマーケット準備会は、公式サイトにて『午前中は入場待機列がありますので、初めて参加される方は午後到着するようにしてください』と注意喚起しています。 実際に会場に滞在できる時間は開催時間の半分程度でしょう。

開催時間に関わらず、早々に売り切れてしまった人気サークルなどは早めに撤退するので、午後の遅い時間に行くと空のサークル席があります。

コミケは何故3日間?

夏と冬の長期休み期間に行われるコミケは何故3日間開催されるのでしょうか。 帰省する人もいる期間に敢えて行われる理由とはなんでしょうか。

会場

コミケの会場は東京国際展示場(東京ビッグサイト)です。過去、まだ来場者数が少なかった時代は規模に見合った会場で行われていました。近年は東京国際展示場(東京ビッグサイト)が定番となっています。

1日じゃ足りないのか

来場者数、サークル数と増加し続け、現在は一定数に落ち着いてます。それでも三日間で来場者は5万人以上、サークル数は35000前後になります。後述しますが、サークル数は参加サークル数であり、実際は募集サークル数以上の申し込みがあり、抽選で参加できるかが決まります。

混雑による安全面や、参加者の参加しやすさから1日ではなく複数日開催されます。

会場内の密度

複数日に参加者を分散させても会場内の人口密度は時間帯によっては満員電車並みと言われます。 会場内の密度だけはなく、待機列も出来るだけ前に詰めるようにスタッフによって誘導されるので会場行きの電車に乗った時点から満員電車に常に乗っている密度を体験し続けます。

午後になり待機列がなくなると比較的ゆったりとした密度になります。 準備委員会が参加初心者は午後に行くことを推奨している理由の最たるものです。

抽選が行われる参加希望のサークル数

参加サークル数は35000前後ですが、それ以上の数のサークルが参加申し込みをしています。 抽選によって参加可否が決まります。

サークルは三日間全日別サークルになります。コミケというイベントは三日間開催されますが、参加しているサークルは全日入れ替えることで参加可能なサークル数を増やしています。

会場を見て回るのにかかる時間は?

かなりの規模のコミケ会場をすべて見て回るのにかかる時間はどのくらいなのでしょうか。 目的のサークルや企業ブースがない状態で会場すべてを回る想定です。 
### サークル、ブース等 コミケでは同人グッズを頒布するサークルの他に企業が商品を紹介するブースやコスプレスペースがあります。どのようなものが並んでいるのかチラ見程度でサークル、企業ブース、コスプレスペースを回ったとしても1日ではすべてを見て回ることは難しいです。

参加サークル、企業、コスプレイヤーが多いのも理由ですが、他にも一般参加者の混雑で思うように動くことができません。進みたくても人の壁が出来ていたり、止まって見たくても後ろから人の波に押されたり、なかなか端から順に見ていく、ということが難しい状況です。

知り合いとの遭遇

知り合いがサークルやコスプレイヤーとして参加していたり、会場内で一般参加者として偶然出会ったりすることもあるでしょう。 人が殺到しているのでスマートフォンなどの通信電波はほとんど繋がらないため、どのエリアがどのような状況か全く分からなくなります。 その時に役立つのが人づての情報です。情報交換や互いに気になるサークルの様子を話していると案外時間が経っています。人が多いと波に飲まれて言葉を交わすことなく離れることもありますが、落ち着いて来たころに遭遇すると話が盛り上がり時間を忘れてしまいます。

時間がかかる他の理由

他にも気になるグッズがある時に購入しようか悩む時間や、企業ブースでの説明、知り合いのサークルに買い物や店番を頼まれるなど、会場を見て回る時間が減る要因はあります。 3日参加すれば端から端まで見て回れるかもしれませんが、サークルは1日ごとに変わるのですべてを見て回ることが出来た、とは言えないでしょう。

2020年夏コミケと東京五輪の会場が被る!?

2020年の夏季オリンピックが東京で行わることは既に周知の情報でしょう。夏に東京で大きなイベントが行わるということは、同じく夏に東京で大きなイベントであるコミケと時期と開催地が被ることになります。2020年のオリンピックの開催地が東京と決まった時からコミケはどうなるのかという問題が浮上していました。

参加者の声

会場の変更、オリンピック用の会場を新規建築、コミケの中止、大阪での開催など様々な憶測が飛び交いました。コミケが行われる東京国際展示場は広さからオリンピックの何かしらの施設に使用されることは明白でした。コミケを楽しみにしている参加者からは不安と準備会の正式発表を求む声が多く見られました。

参加者間で飛び交う憶測

中止と不満

コミケの混雑具合を知っている参加者や同人活動者は、同時期にオリンピックが開催されると世界中から人が東京に集まり過ぎて危険だということを感じました。 コミケだけでも満員電車並みに混雑するのに、世界にも知られるコミケにオリンピックのついでに海外の人が参加するとさらに混雑します。通訳や熱中症患者の急増などコミケ内でもスタッフの確保が必要になります。

オリンピックを中止する、開催地を別地にする、など過激な意見も散見されました。

会場の移動

オリンピック開催地の発表からある程度時間が経ち落ち着いてくると建設的な意見が目立つようになりました。東京近隣で会場を分散させて開催する、日本の大都市のひとつである大阪で開催する、などオリンピックと並行して行う場合に会場をどうするかに焦点が向きました。 しかし、スタッフ確保、移動の手間などどれも問題がついて回りました。

オリンピック会場の移動、新築物の期待

オリンピックに向けて新会場が建築されて、東京国際展示場をコミケで使用できないか、という憶測もありました。コミケで東京国際展示場を使用し始めたのは、コミケの歴史の中でごく最近のことですが特徴的な建築物ということもあり、コミケ=東京国際展示場というイメージが強いようです。

2020年だけの問題ではない?

大きなイベントの前には必ず入念な準備が必要な物です。それはオリンピックも例外ではありません。

前年から始まる会場の工事

コミケの会場である東京国際展示場はオリンピックに伴い増築工事が始まります。 オリンピックによるコミケへの影響は2020年限りではありません。

会場の25%が使用不可

工事中はコミケ会場として使用していたスペースの25%が使用不可になります。現在すでにサークルも一般参加者も飽和状態になりつつある東京国際展示場の使用可能スペースが25%も減ってしまうとどうなるのでしょう。 参加可能サークルの減少、一般参加者の入場規制の増加、入場までの待機時間の延長など起こるであろう問題が次々浮かびます。

2018年夏コミケ94で正式発表

2019年コミケは4日間!

参加サークル数を減らさないために

準備会は会場の25%が使用不可の状態で今まで通り3日間の開催では、現在のサークル数を71%まで下げなくてはなると前置きしたうえで、コミケ史上初の4日間開催を発表しました。これにより参加サークル数が減ってしまうのではないか、という問題に対処しました。

サークルブースと企業ブースを分ける

開催日数を増やすとともに併せて行われる対処として、サークルブースと企業ブースの開催地を分けることを発表しています。これにより目的別に一般参加者を分散することで一か所に集中する人数の減少を目指しているのではないでしょうか。 使用可能スペースが減っているのに例年通りの一般参加者が集中してしまうと待機列の延長や待機時間の増加、混雑など安全面がおろそかになる可能性があります。そのためサークルと企業のブースを分けたようです。

2019年コミケの会場は西展示棟・南展示棟がサークル、青海展示棟が企業ブースです。

2020年はGWに開催!

日本には夏のお盆と年末年始以外にも大型連休があります。ゴールデンウィーク(GW)です。 コミケは今や日本全国から参加者が集います。開催日の前日に東京に来て一泊してから始発で会場に向かう一般参加者や時間に余裕を持ってスペースの設営をする同人活動者が多いです。 そのため大型連休でないとコミケの開催は難しくなっています。

開催時期が変わると何が変わる?

一般参加者にとっては真夏でもなく真冬でもない5月のGWは比較的参加が楽な気候です。真冬ほど寒くなく、暑くても真夏より日光が鋭くない時期ですが紫外線量が多いので日焼けには注意が必要です。 サークルにとっては新刊、新グッズの作成期間が短くなります。夏のコミケにぎりぎりで脱稿していたサークルにとってはスケジュールを詰めて早め早めに作成しないと既存の同人グッズのみでの参加になるでしょう。 意外な影響場所として印刷所があります。いつもなら夏前と冬前にコミケに向けて繁盛期でしたがGW前が多忙になります。 


変わらないコミケの在り方

コミケは1975年から紆余曲折を経て現在まで開催されてきました。

日程や会場が変わっても変わらないもの

40年以上続くコミケの理念は『コミックマーケットは同人誌を中心としてすべての表現者を受け入れ、継続することを目的とした表現の可能性を拡げる為の「場」である』です。(コミックマーケット準備会発行、コミケットマニュアル抜粋) 日程や会場よりも表現者や継続を重要視した結果、東京オリンピックが被っても理念を曲げることなく柔軟に日程と会場の変更を行ったことが分かります。

コミケに求めるもの

参加者がコミケに求める者は参加者の数だけあります。 ですがサークルとして求めるものは、多くの人に自分の表現物を見てもらうこと。一般参加者として求めるものは、好きな作家のグッズが欲しいという想い。

これは多くの参加者に共通するコミケに求めるものでしょう。

過去から辿るこれからのコミケ

参加者の推移

コミケ1の参加サークル数は32、一般参加者は推定700人でした。 直近のコミケ94の参加サークル数は35000、一般参加者は53万人でした。 参加サークルは抽選が行われ上限数が決められているため、一般参加者含め近年は大きな人数推移は有りませんが、第1回のコミケと比較するととても大きなイベントに成長したことが分かります。

社会における位置づけ

コミケは世界で最も規模が大きい同人イベントです。世界的にも日本の漫画やアニメが広まりコミケも認知されるようになりました。

経済効果も大きく、180億円の経済効果があると言われています。 会場周辺の店やホテルだけではなく、東京に向かうための移動手段、印刷所やグッズ作成所、会場搬入する宅配便など多くの企業、人が居てこそコミケは成り立っています。

まとめ

コミケの理念を曲げずに、参加者の求めるものを出来る限り提供できる場としてコミケの日程変更は無難な対処だったでしょう。反対意見もありますが準備会が会議を重ね、会場の調整をした結果として最も参加者にとって満足できる対処といえます。 2020年のコミケを終えると翌年にはコミケ100が開催されます。継続を理念としているコミケ準備会、そして参加者ひとりひとりにとって感慨深いコミケが待っています。 これからも理念を大切に成長していくコミケに期待です。